中心街で女性にわいせつ行為繰り返す 配達員の男に懲役2年10か月の実刑判決 山梨
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甲府市の中心街で複数の女性にわいせつな行為を繰り返すなどの罪に問われていた配達員の男の裁判で甲府地裁は6日、懲役2年10か月の実刑判決を言い渡しました。
不同意わいせつや傷害などの罪に問われていたのは甲斐市西八幡の料理宅配サービスの配達員、赤池範之被告(41)です。
起訴状などによりますと、赤池被告は去年9月、JR甲府駅前の公衆トイレで10代少女の胸を触った上、首を絞めるなどしたほか、甲府市中心街を歩いていた女性2人に対し、それぞれ自転車で近づき追い抜きざまに尻を触るなどしたとされます。
これまでの裁判で赤池被告は起訴内容を大筋で認め、女性の尻を触るわいせつ行為については「去年6月ごろから20回くらいやった」などと話しました。
判決で甲府地裁は「自身の欲求を満たすため、痴漢行為を繰り返す常習的な犯行は卑劣で悪質」と指摘。その上で「身勝手かつ短絡的な犯行動機は刑事責任が重いと言わざるをえない」とし、懲役4年の求刑に対して懲役2年10か月の実刑判決を言い渡しました。