スギ、ヒノキ花粉の総飛散数量 平均に比べ1.6倍以上の予想 山梨県
山梨県衛生環境研究所が発表した、甲府地区における今年のスギ、ヒノキ花粉の総飛散数の予測は1平方センチメートル当たり約7100個で、去年より2割ほど少ないものの過去10年間の平均に比べ1.6倍以上になると見込んでいます。
花粉症に詳しい山梨大医学部の桜井大樹教授は、特に今年、暖冬の影響で花粉の飛散開始が例年よりも早まる可能性があると分析。対策用の飲み薬は症状が悪化してからでは効きにくくなるため、今のうちに準備を進めてほしいと呼びかけています。
県は飛散開始日の予測を今月末までに発表する予定です。