南アルプス市の十日市祭典 露店が50軒減少で運営難航 山梨県
4年ぶりに開催される南アルプス市の十日市祭典で、出店する露店が前回開催時に比べ50軒余り減ることが分かりました。
十日市祭典は毎年2月10日と11日に開催されていましたが、コロナ禍で2021年から3年連続で中止となり、今年4年ぶりに開催されます。
ただ、露店の出店が想定より少なく、実行委員会によりますと、コロナ禍前に比べて50軒余り減る見通しです。背景には、コロナ禍や出店者の高齢化による廃業があるとみられます。
出店料は祭典の運営費に充てるため、実行委員会ではイベントステージの設置を取り止め、コストを削減するなどして対応するとしています。
露店の減少の影響は各地でみられています。甲府市の塩沢寺で2月13日から開かれる厄除地蔵尊大祭でも「コロナ禍前より20軒減る」としていて、今後、祭りの光景にも変化が現れそうです。