東日本大震災から13年 県内各地で追悼行事 県内には今なお450人が避難 山梨県
東日本大震災から13年となった11日、県内各地で追悼行事が行われました。県内には今なお450人が故郷を離れて暮らしています。
笛吹市の長谷寺では、東日本大震災で県内に避難してきた4人が集い、法要が営まれました。
福島県浪江町に自宅があり、福島第一原発で働いていた菅野秋男さんは 震災によって生活が一変したと話します。
菅野さんは現在、弟がいる山梨市内で避難生活を送っていますが、 故郷への思いは今も忘れられないといいます。
菅野秋男さん
「浪江で何十年も暮らしてきた。帰還は無理でしょう」
県によりますと、今月1日時点の県内の避難者は450人となっていて、支援団体では継続して支援を行っていきたいとしています。