【速報】「君の名は。」プロデューサーに懲役4年の実刑判決 女子高校生らに不同意性交・児童買春などの罪 和歌山地裁「買春や性行為の隠し撮りを繰り返し、少女の健全な発達に大きな影響」
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不同意性交や児童買春などの罪に問われている映画「君の名は。」のプロデューサーの男に対し、和歌山地裁は28日、男に対し、懲役4年の実刑判決を言い渡しました。
映画「君の名は。」のプロデューサーを務めていた伊藤耕一郎被告(53)は、2023年、当時15歳の女子高校生に、2万円を渡してみだらな行為をしたほか、別の女子高校生に裸を撮影させ、画像をスマートフォンに送らせた罪などに問われています。
これまでの裁判で、伊藤被告は起訴内容を認め、検察側は、「約10年間に少なくとも100人以上の女性に多額の金銭を渡して性的関係を持ち、その様子を撮影してコレクションにしていた」と指摘。「経済力に物をいわせ犯行に及んだ責任は重い」などとして、懲役6年を求刑しました。
これに対し、弁護側は「被害者3人のうち2人と示談が成立している。性障害治療のカウンセリングを受けている」などと述べ、執行猶予付きの判決を求めていました。
和歌山地裁は、28日の判決で「インターネットで少女らを探し、買春や性行為の隠し撮りを繰り返し、健全な発達に大きな影響を与えた。特に当時14歳の少女に対して買春を繰り返し、非難の程度は大きい」として懲役4年の実刑判決を言い渡しまいた。
判決の言い渡し後、伊藤被告は何度も頭を下げた後、法廷を後にしました。