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【台風10号】東海道新幹線は一部区間で運転見合わせ 新大阪~名古屋間では「こだま」を臨時運転

2024年8月30日 12:21
【台風10号】東海道新幹線は一部区間で運転見合わせ 新大阪~名古屋間では「こだま」を臨時運転

 台風10号の影響で、東海道新幹線は現在も一部区間で運転を見合わせています。JR新大阪駅から中継です。(取材・報告=有吉優海 記者)

 東海道新幹線は静岡県などで降り続いた大雨により、29日夕方から運転を見合わせていて、30日朝も始発から全線で運転を取りやめていましたが、先ほど一部で再開しています。また、山陽新幹線も広島~博多間で計画運休を実施していて、駅では払い戻しや切符の変更などを求める人で切符売り場に列ができています。

 29日夜、新大阪駅と静岡駅の間にいた上り列車は、新大阪に戻すなどの対応が取られ、最後の便が到着したのは30日午前1時半ごろでした。

 最終便に乗車していた乗客
「掛川で止まって6時間~7時間ぐらい閉じ込められていました。先が見えないし、帰れるかもわからない感じだったので、ちょっとしんどかったですね」

 東海道新幹線は午前10時前から新大阪~名古屋間について、1時間に2本程度「こだま」の臨時運転を開始しました。一方、名古屋より東については 引き続き運転を取りやめています。

 大阪で足止めになった乗客
「埼玉から広島に行って、そこから帰ろうとして…(新幹線が止まってしまって)今という感じです。せっかくだったらもっと満喫できたのに、運悪いなという感じ」

 東海道新幹線は31日も名古屋~三島間で終日、運転を見合わせるほか、JR西日本の在来線などにも影響が広がる恐れがあります。

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