JR東海によりますと、東海道新幹線は29日午後4時すぎ、静岡～掛川の間で雨の規制値を超えるなどしたため、東京～新大阪の全線で運転を見合わせていましたが、午後6時50分に終日運転を取りやめると発表しました。

　午後4時15分ごろ、静岡～掛川の間で、過去24時間の雨量が208ミリ、1時間あたりの雨量が48ミリを観測しました。その後も静岡県内では雨が続き、駅の間に立ち往生する列車が多数でていました。

　JR東海によりますと、現在運行中の列車についても、途中の駅で運転を打ち切るか、始発の駅に戻るなどの対応をとるということです。

　東海道新幹線では、28日も静岡県内の大雨の影響で、運転見合わせと再開を繰り返し、ダイヤが大幅に乱れていました。

　台風10号の接近に伴い、30日（金）は始発から終日、三島～名古屋の間で運転をとりやめることが決まっています。

　JR東海は、最新の運行情報を確認するよう呼びかけています。