「5キロで4000円超~5000円」止まらないコメの価格高騰 備蓄米の放出でコメの価格は下がる?
5日、大阪市内にある米の販売店では。
蔦遥香 記者
「こちらの店では、軒並み5キロで、お米の価格が4000円を超えるものから5000円近いものまで販売されています」
止まらないコメの価格高騰。その切り札として期待されているのが備蓄米の放出です。政府は、4日…
江藤拓 農水相
「初回の入札の手続きに入ったばかりではありますが、残りの6万トン、事務方には速やかに入札の準備を進めるように指示をいたしました」
備蓄米をめぐっては、放出を決定している21万トンのうち、15万トンはすでに入札の手続きが始まっています。残りの6万トンについて、状況を見て判断する方針でしたが、江藤大臣は「早めに追加することが正しいと判断した」と話しました。具体的な入札時期については明言を避けましたが、「年度内の可能性も排除せず、できる限り早く準備する」としています。
実際、店に備蓄米が入ってくる予定はあるのでしょうか?
西川米穀店・西川信一 店長
「備蓄米自体はおそらく、うちみたいな小売店には回ってこないと思います。ただ、備蓄米が放出されることによって米の流通が変わって、少しでも米が安く入ってくればなと思ってます」
備蓄米の放出について、消費者の関心は…
「やっぱり、家族が多かったら大変やろうなと思います。今の金額だったら」
「それ(備蓄米の放出)によって、(コメの価格が)下がれば良いなと思っています」おります」