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佐用町豪雨災害から15年 遺族らが犠牲者20人を追悼 町長「災害に強いまちづくりをめざす」兵庫

2024年8月9日 12:01
佐用町豪雨災害から15年 遺族らが犠牲者20人を追悼 町長「災害に強いまちづくりをめざす」兵庫

 死者・行方不明者が20人に上った兵庫県佐用町の豪雨災害から9日で15年が経ち、遺族らが犠牲者を悼みました。

 この日朝、佐用町の「復興ひろば」には遺族や町の職員ら72人が集まり、献花台に花を手向け、犠牲者を悼みました。15年前のこの日、台風による豪雨で町内を流れる千種(ちくさ)川が氾濫し、18人が死亡、2人の行方が今もわかっていません。

 兄とその家族を亡くした井上英二さん
 「15年経ちましたけど、やはり忘れてはいけませんし、災害が15年経ってもなくならないということは危機意識をもって生活していただきたい」

 佐用町の庵逧(あんざこ)典章町長は、能登半島地震をはじめ自然災害が相次いでいることに触れ、「より強い結びつきを築き、いざという時に命を守れる災害に強いまちづくりをめざす」と誓いを述べました。

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