大阪府咲洲庁舎に入っていた「さきしまコスモタワーホテル」の開発業者が、破産手続きの開始決定を受けていたことがわかりました。

　2019年1月に開業した「さきしまコスモタワーホテル」をめぐっては、約5年前から賃料などを滞納していて、滞納額は約40億円にのぼっていました。

　 こうした中、去年6月に未払いの賃料などの支払いとフロアの明け渡しを命じる判決が確定。ホテルは10月末をもって閉館し、債権者から破産の申し立てがなされていましたが、12月24日付で、大阪地裁から破産手続きの開始決定を受けたということです。

　負債総額は約72億円にのぼるとしています。