「神戸ルミナリエ」始まる 震災30年で犠牲者を追悼 41万個の電球が幻想的に彩る 2月2日まで
阪神・淡路大震災の犠牲者を追悼する「神戸ルミナリエ」が24日から始まりました。
(取材・報告=山口杏奈 記者)
メリケンパークの会場では、すでに多くの方が写真を撮るなどして幻想的なライトアップを楽しんでいます。みなさんの視線の先にあるのが、光の回廊「ガレリア」です。全長約80メートルにもわたる大きな作品で、「神戸ルミナリエ」の目玉となっています。
「神戸ルミナリエ」は阪神・淡路大震災の犠牲者を追悼するため、1995年に始まりました。コロナ禍を経て、昨年から震災が起きた1月に開催時期をずらし、混雑を緩和するため、会場は3か所に分散されています。
震災から30年目を迎えた今年は昨年よりも約7万個多い41万個の電球で会場が彩られるということです。南京町など周辺には獅子舞を模した作品などが設置され、神戸の街を散策してもらう工夫がなされています。
このガレリアの会場に入るには入場券が必要で、売り上げは継続開催のための資金にあてられます。「神戸ルミナリエ」は24日から2月2日まで開催され、毎日、夕暮れから午後9時半まで点灯されています。