ニセモノ商品輸入差し止め 2年連続1万件超え 偽ブランド品のほかニセ金メダルも 約9割が中国から 大阪税関
大阪税関は7日、昨年1年間の違法なニセ物商品の輸入差し止め件数が、2年連続で1万件を超えたと発表しました。中にはあの有名選手のユニフォームも。
筒井周太 記者
「こちらの2体のマネキン。身に着けているもの、すべてニセ物です」
大阪税関によりますと、昨年1年間に輸入を差し止めた件数は1万305件で、一昨年に比べ若干減少したものの、2年連続で1万件を超え、高止まりしているということです。
偽ブランド品などのほか、中には、パリオリンピックのニセ金メダルもあり、約9割が中国からの輸入だということです。近年は医薬品や化粧品など健康に関わるものも多く、大阪税関は、正規の販売サイトで購入するなど、ニセ物に注意してほしいと呼びかけています。