国内産のそば粉に外国産を混ぜ「純国産」と偽り販売か 製粉会社会長ら逮捕 4年間で約67トン偽装か
国内産のそば粉に外国産のそば粉を混ぜ、「純国産」と偽って販売したなどの疑いで、滋賀県の製粉会社の会長ら3人が逮捕・送検されました。
大津市にある「山本そば製粉」会長の山本宗五郎容疑者(76)と社長の山本健二容疑者(71)ら3人は、今年5月、「外国産」と「国産」のそば粉を混ぜ合わせたものを「純国産」などと偽り、1袋、約10キロ分を販売した疑いなどがもたれています。
警察が、情報提供をもとに会社を捜索し、そば粉の鑑定や帳簿の確認などを行ったところ、2023年だけで少なくとも26トンのそば粉を産地偽装していた疑いがあるということです。
また、滋賀県が独自に行った調査では、仕入れや製造の状況などから、4年間で約67トンのそば粉を国内産と偽って販売したことが確認されていて、警察は余罪についても詳しく調べています。