古都・奈良の秋を彩る「正倉院展」 今年は聖武天皇の即位1300年 「ひじおき」など57件が出展
古都・奈良の秋を彩る「正倉院展」が、奈良国立博物館で始まりました。
初日の26日は、午前8時の開幕に合わせ、事前予約した人たちが入館の列を作りました。
正倉院の宝物は、奈良時代に聖武天皇が愛用した品を納めたのが始まりとされ、9000にのぼる宝物のうち毎年一部が公開されます。
聖武天皇の即位1300年に当たる今年は、聖武天皇ゆかりの「ひじおき」、「紫地 鳳形錦御軾」や、この時代の物としては世界で唯一の七宝焼きの鏡、「黄金瑠璃鈿背十二稜鏡」など、57件が出展されています。
第76回正倉院展は奈良国立博物館で11月11日まで開かれています。