お鍋に、ピーマンの肉詰め！さらには、おでん！
　“食欲の秋”到来！のはずが…今年も一大事！

　トマトやホウレンソウ、さらにピーマンなど食卓に欠かせない野菜が今、高～い！

　大阪中央卸売市場によりますと、価格が平年を上回ると見込まれるのが、ダイコン、ニンジン、白菜、ホウレンソウ、ネギ（青）、レタス、ナス、ピーマン、タマネギの9品目。どの野菜も食卓に欠かせないものばかり。

　背景には、長く続いた猛暑や豪雨の影響で、出荷量が大幅に減り、価格高騰につながっています。

　3日、大阪市内のスーパーでは…。

　切通大雅 記者
「大阪市内のスーパーでは、トマトやキュウリといった夏野菜の値段が上がっています」

　トマトやホウレンソウは平年に比べて約100円ほど高値に。ピーマンやキュウリも高騰しているといいます。

　買い物客
「たこ焼きを作ろうとネギを買いに。倍近く上がってる。ちょっと手が出ない」
「ダイコンも高いし、食べるもんない。私らの家庭では」

　白菜も高く、今後、鍋料理にも影響を与えそうですが…。

　切通記者
「一方で、マイタケやシメジといった、きのこ類は影響が少ないようです。鍋に入れてみてはいかがでしょうか」

　これから秋冬にかけては、きのこ鍋がオススメかもしれませんね。

　野菜の高騰で家計への苦労が続く中、この10月からは電気・ガス料金、郵便料金なども値上げに！“値上げラッシュ”が続く今、必要なのが「賃上げ」です。

　石破茂 新首相
「最低賃金を2020年代に全国平均1500円への引き上げを目指してまいります」

　物価高対策が待ったなしの中、石破新首相の手腕が問われています。

「石破さんはダメですね。あの人はコロッと変わるから。みんな国が悪いんですよ、物価高は」

　石破茂 新首相
「この内閣は『納得と共感内閣』というふうに考えております。すべての人に笑顔が戻ってくる、そういう日本をつくっていきたいと思っています」