【福は内】節分の豆まきに使われる「福枡」作り 底に福招く「七難即滅」「七福即生」の文字印 和歌山・那智勝浦町
節分まであと10日。和歌山県那智勝浦町の世界遺産、青岸渡寺では、節分の豆まきに使われる「福枡(ふくます)」の準備が進んでいます。
青岸渡寺の「福枡」は、職員が裏山から切り出した熊野杉とヒノキで作られます。大きさは一升ほど。
枡の底には、「那智山」の焼印と、福を招くと言う意味の「七難即滅(しちなんそくめつ)」と「七福即生(しちふくそくしょう)」という文字印が、ひとつひとつ押されていき、仕上げに、裏底に令和七年の年号を書き入れると完成です。
福枡は、2月2日の節分の日までに600個作られ、祈祷を受け豆まきをする参拝者に、弁当などとともに授けられるということです。
最終更新日:2025年1月23日 12:00