JR西日本によりますと、山陽新幹線は29日（木）に予定していた広島～博多の間の「計画運休」を前倒しし、午後5時ごろから順次運転を取りやめると発表しました。

　山陽新幹線では、以下の列車を広島～博多駅間の最終列車として運転を行うということです

【下り：新大阪→博多方面】
みずほ609号（新大阪駅15時54分発、岡山駅16時43分発、広島駅17時20分発、博多駅18時22分着）

【上り：博多→新大阪方面】
のぞみ56号 （博多駅17時36分発、広島18時43分発、岡山19時20分発、新大阪駅20時04分着）

　前日の段階では、29日（木）はおおむね午後9時以降に運行する下り8本、上り5本について広島～博多間の運転を取りやめると発表していました。

　「みずほ」「さくら」については、九州新幹線との直通運転が取りやめとなっています。

■30日（金）は東海道新幹線の三島～名古屋で終日見合わせ　広島～博多も午前10時ごろまで

　30日（金）について、JR東海は、東海道新幹線の三島～名古屋の間で始発から終日運転を見合わせると発表しました。東京～三島、名古屋～新大阪についても通常のダイヤを取りやめ、各駅に停車する全席自由席の「こだま」を1時間あたり上下線2本程度の運転となります。

　また、JR西日本は山陽新幹線の広島～博多の間について、30日も始発から午前10時ごろにかけて運転を取りやめると発表しました。新大阪～広島の間では運転を行う予定です。

　東海道新幹線では、31日（土）から2日（月）にかけても計画運休や長時間の運転見合わせの可能性があるということです。

　JR各社は最新の運行情報を確認するよう呼びかけています。（29日午前11時30分現在）