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兵庫県の職員採用試験で4割が筆記試験を辞退 斎藤知事のパワハラ疑惑など影響か 例年より高い辞退率

2024年8月5日 19:19
兵庫県の職員採用試験で4割が筆記試験を辞退 斎藤知事のパワハラ疑惑など影響か 例年より高い辞退率

 兵庫県の職員採用試験で4割以上が辞退していたことがわかりました。知事のパワハラ疑惑などが影響したとみられます。

 県によりますと、今年4月から募集が始まった総合事務職の採用試験には639人が応募しました。しかし、6月に行われた筆記試験を受験したのは377人で、全体の約41パーセントにあたる262人が筆記試験を辞退していたことがわかりました。

 筆記試験の辞退率は、過去4年間で31パーセントから36パーセントで推移していて、例年よりも5ポイントから10ポイント高くなりました。筆記試験が行われたのは斎藤元彦知事のパワハラ疑惑などを調査する百条委員会の設置が決まった3日後で、一連の疑惑が人材確保にも影響を与えた可能性があるとみられます。

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