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知事“パワハラ”疑惑 副知事が最後の登庁でも辞職促す ナンバー4の側近も退任へ 激震続く兵庫県

2024年7月31日 16:57
知事“パワハラ”疑惑 副知事が最後の登庁でも辞職促す ナンバー4の側近も退任へ 激震続く兵庫県

 兵庫県の斎藤元彦知事の疑惑を巡り、辞表を提出していた片山安孝副知事が、31日、最後の登庁日を迎え、改めて知事の辞職を促す発言をしました。

 兵庫県の片山副知事は、7月12日、「県政を混乱させた責任を取る」として辞表を提出していました。片山副知事は今年6月から5回にわたり、斎藤知事に辞職を進言していましたが、最後の登庁日となった31日も改めて、知事の辞職を促す発言をしました。

 兵庫県・片山安孝 副知事
 「(副知事という)特別職というのは会社でいうと経営者なんです。経営者の誰もが責任を取らないのはやはり問題ではないかと。(斎藤知事の)政治家としての出処進退は、知事ご本人が判断するべきものだという考えには変わりはありません」

 一方、知事の側近で、県政のナンバー4とされる小橋浩一理事が8月1日付で理事の役職を退くことが明らかになるなど、県政の混乱が深まる中、斎藤知事は繰り返し辞職を否定しています。百条委員会は、8月下旬に予定されている証人尋問で知事に出頭を求める方針です。

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