梅田の「マルビル」建て替えで再び“丸いビル”に 大阪市の審議会で建設計画承認、2030年開業予定
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2023年5月に閉館した大阪・梅田の「大阪マルビル」の跡地について、再び「丸い」外観のビルを建設する計画であることが明らかになりました。
「大阪マルビル」は1976年、日本初の円形超高層ビルとして誕生しましたが、建物の老朽化などを受け、建て替えをすることになり、2023年6月から解体工事が進められています。
■大阪市の都市計画審議会で、円筒型の建物の建設計画が承認
建物の取り壊しを終えた後、2025年大阪・関西万博の期間中は、来場者を運ぶバスのターミナルとして活用され、その後、新たな建物が建設される予定です。
31日に行われた大阪市の都市計画審議会では、「大阪マルビル」跡地について話し合われ、再び、円筒型の建物を建設する計画が承認されました。
高さは前の建物の約1.5倍となる192メートルで、地下2階から地上3階までは吹き抜けとなり、建物内には、高級ホテルや体験型のミュージアムなどが整備される予定だということです。
大阪市の横山英幸市長は31日、「大阪をさらに国際的に副首都化していく取り組みの中で、文化・芸術面を底上げしていくアクションは非常に重要。ミュージアム機能が入ってくるのであれば非常にうれしく、新たな拠点となることを期待したい」と話しました。
今後、大阪府の都市計画審議会でも審議される予定で、新しいビルは2030年春の開業を目指しています。