マネーロンダリング（資金洗浄）をしていたとされる組織犯罪グループ「リバトン」のナンバー3で、2日夜帰国し逮捕された男が「旅券返納命令が出て、帰らなあかんと思った」と話していることがわかりました。

　リバトンのナンバー3、池田隆雅容疑者（38）は去年、別の詐欺グループの犯罪収益210万円を隠すマネーロンダリングをした疑いなどがもたれています。

　池田容疑者は今年4月に出国し、2日、シンガポールから帰国したところを逮捕されましたが、その後の警察への取材で、「旅券返納命令が出て、帰らなあかんと思った」と話していることがわかりました。

　池田容疑者は、違法な海外のオンラインカジノ事業者からのマネーロンダリングを交渉する責任者とみられていますが、警察は認否を明らかにしていません。

　警察は、同じく海外に出国した主要メンバーの伊藤真也容疑者（37）の行方を追っています。