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【速報】電動アシスト自転車が時速50kmに…改造部品の販売めぐり5人検挙 偽のロゴを使用した疑い

2024年10月17日 13:10
【速報】電動アシスト自転車が時速50kmに…改造部品の販売めぐり5人検挙 偽のロゴを使用した疑い
改造部品が設置された自転車

 大阪府警は17日、電動アシスト自転車の速度制御機能(リミッター)を解除する改造部品をめぐって、大手メーカーの偽のロゴを使用したとして、商標法違反の疑いで、男5人を検挙したと発表しました。電動アシスト自転車は時速50キロまで出るものもあったということです。

 商標法違反の疑いで逮捕されたのは東大阪市の会社員の男(52)ら3人で、電動アシスト自転車の改造部品をネットオークションなどを通じて販売する際に、大手メーカーの偽のロゴを使用した疑いがもたれています。このほか、東京都内に住む無職の男(62)ら2人が、同様の容疑で書類送検されました。

 大阪府警によりますと、電動アシスト自転車は時速24キロ以上になるとアシスト機能が働かなくなるよう制御されていますが、5人はそれぞれに、この速度制御機能を解除する改造部品を販売。部品を自転車に設置すれば、電動アシスト自転車は時速50キロまで出るものもあったということです。

 価格は2000円~1万円で取引し、4年間で改造部品や部品を取り付けた電動アシスト自転車など、4500個を販売し、売り上げは約4000万円に上るということです。

 大阪府内での電動アシスト自転車による事故は5年前に比べて5~8倍に増えているということで、大阪府警は取り締まりを強化しています。

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