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京都・宇治の萬福寺が国宝に 大雄宝殿・法堂・天王殿が指定 独自の建築様式を代表するものと評価

2024年10月19日 11:59
京都・宇治の萬福寺が国宝に 大雄宝殿・法堂・天王殿が指定 独自の建築様式を代表するものと評価

 京都府宇治市の「萬福寺」の本堂などが、国宝に指定されました。

「萬福寺」は、江戸時代初期に日本に渡来した中国の僧、隠元によって建てられた、 禅宗の1つ黄檗宗の大本山で、国宝に指定されたのは、大雄宝殿・法堂・天王殿の3つです。

 国宝への指定をめぐっては、日本既存の寺院建築手法に中国仏教建築の手法を取り入れた独自の建築様式を代表するものであり、建築・芸術・煎茶等の新たな文化を象徴するものとして、深い文化史的意義が認められると評価されました。

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