「言葉で言い表せない空間を感じて」落合陽一氏のパビリオンが初公開 デジタル世界上の自分と対話可能
大阪・関西万博で、メディアアーティストの落合陽一さんが手がけるパビリオンの内部が7日、初めて公開されました。
万博では、8人のプロデューサーがパビリオンを手掛けることになっています。メディアアーティストの落合陽一さんのパビリオンは「ぬるぬる」と名付けられ、「いのち」をテーマに「鏡」をモチーフにした展示を行います。
楠下 一輝 記者
「一面、ガラス張りの空間に、デジタル上に映された自分自身と対話することができます」
一面にはAIがつくり出す映像を光と鏡で映し出しているほか、専用アプリで事前に音声や姿を登録すると、デジタル化した自分の分身と対話することが出来ます。
落合陽一さん
「言葉では言い表せないこの感じを見て、言葉で言い表せない空間を感じて帰ってくれれば、説明を聞くよりおもしろい」
一方、大阪市内では、世界的デザイナーのコシノジュンコさんが手掛けたユニホームがお披露目されました。美容メーカー・タカラベルモントのスタッフが着用するもので、1970年の万博でも同社のユニホームを手掛けたコシノさんが再びデザインしたということです。
コシノジュンコさん
「未来は明るい、楽しいということがすごく大切だと思います。そういう思いを込めた」
タカラベルモントは、大阪府・市のパビリオンで「未来のヘルスケアサロン」をテーマに展示を行います。