USJチケット購入で、入場チケット割引 タクシー不足対策でライドシェア倍増へ 万博の新たな試み
黒木千晶アナウンサー
「万博開幕まであと2か月ほどとなり、色々と新しい情報が入っているそうです」
西尾桃アナウンサー
「2か月後の開幕に向けて新たな試みが始まろうとしています。まず1つ目、万博協会が新たなチケットの割引を発表しました。ユニバーサル・スタジオ・ジャパンのホームページで、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンのチケットを購入すると、万博のチケットを1割引きで購入することができるそうです。
一体何のチケットが対象になるかといいますと、2種類ありまして、1つ目が開幕から7月18日まで利用ができる『前期券』、もう一つが会期中いつでも利用ができる『早割り1日券』です。
例えば、前期券ですと5000円の1割引きですので4500円に。早割り1日券ですと6700円の1割引きで6030円になります。この割引は2月13日、開幕2か月前から始まり、13日からUSJのチケットを購入した方に適用されるということです」
黒木千晶キャスター
「そして交通のことでも新しい情報が入ってきました」
西尾桃アナウンサー
「タクシー不足についての情報が入ってきました。
大阪・関西万博は、1日の来場者数は最大約23万人を見込んでいるんですが、万博会場まで行く交通手段が電車とバスに限られてしまっているんです。そうすると、23万人に届かないので、タクシーで補わなければいけないんです。
その場合、府内で1日最大2700台のタクシーが必要なんですが、現状1880台も不足してしまっているんです。
これを解消するために一般のドライバーが乗客を運ぶライドシェアが運行されるんですが、現在1日最大210台という上限を、4月以降は倍の433台に規制を緩和する方向で調整が進んでいるそうなんです。ただ、台数制限について吉村洋文 大阪府知事は『ちょっと不十分だと思う、現行法で取り得る最大の措置がこれである』と話をされています」
黒木千晶キャスター
「日本版ライドシェアの台数制限については、今日こういうコメントが吉村知事からありましたけれども、この万博を機に、いろんなインフラも変わってくると思うので、いいとなったものは取り入れていっていただいて、緩和などしてほしいなと思います」