【速報】能登半島の被災地の子ども320人を7~8月に万博に招待 財源のふるさと納税が想定の2倍に 2泊3日でUSJや他の観光地にも…大阪・吉村知事が表明
大阪府の吉村知事は10日、能登半島地震の被災地の子どもを万博に無料招待する事業について、財源となる「ふるさと納税」が当初想定していた金額の約2倍にあたる、6000万円が集まったと明かしました。これにより、募集の定員について想定の2倍にあたる320人を7~8月に招待するということです。
大阪府は、2024年1月に発生した能登半島地震の被災地の子どもたちを励まそうと、大阪・関西万博に無料で招待する方針を示しています。招待の対象は、石川県輪島市、珠洲市、穴水町、能登町の小学5年生から中学3年生までの子どもとその保護者で、80組160人を2泊3日で招待する考えを示していました。
10日の会見で吉村知事は、ふるさと納税の寄付が当初の想定の倍となる6000万円集まったことから、募集定員を320人に増やすことを明らかにしました。今後さらに寄付が集まった場合は、定員を増やす考えだということです。募集期間は2月26日から3月18日で、寄付は5月末まで受け付けています。
ツアーの日程は、7月25日~27日、8月2日~4日、8月8日~10日の3行程で、万博だけでなくUSJやその他の観光地へも招待する予定だということです。また、1人の保護者に対し最大3人の子どもまで応募できるように変更したということです。
吉村知事は、「ぜひ多くの子供たちに来ていただいて、少しでも元気に、笑顔になっていただければ」とコメントしています。