中国外務省「内政に対する露骨な干渉」 日米共同声明の内容に強く抗議
中国外務省は、石破首相とアメリカのトランプ大統領が首脳会談で発表した共同声明の内容について、「中国の内政に対する露骨な干渉だ」として強く抗議しました。
日米共同声明の中では、東シナ海など中国の強引な海洋進出に反対を表明していますが、中国外務省の報道官は、これを念頭に「中国の内政に対する露骨な干渉であり、中国を攻撃し、中傷し、地域の緊張を高めるものであり、中国はこれに強い不満と断固とした反対を表明する」と述べました。
また共同声明で、台湾海峡の平和と安定の重要性が強調されたことについては、「日本は台湾を侵略し、植民地化したという重大な歴史的な罪と責任を負っていて、台湾問題での言動にはより慎重でなければならない」などと主張しました。
中国外務省は、在中国日本大使館の横地公使を呼び出し、抗議したということです。
最終更新日:2025年2月10日 19:14