【注意】「30年医者をやっていてこんな早いの初めて」早いだけじゃない、今年の花粉 飛散量も約3倍
暖かな日差しに包まれた26日の近畿地方。ただ、暖かくなると注意が必要なのが「花粉」。今年は例年より飛散の時期が”早く”、そして”多く”なりそうです。
26日、大阪市内の最高気温は13.6℃。寒波も過ぎ去り、すっかり春めいてきましたね~。
「あったか~い」
「だんだん春に近づいているなって感じ」
「久々に外で食べられて嬉しいね?」
「うん」
今週末、大阪では4月下旬並みの暖かさになる見通し。ただ暖かくなると心配なのが……。
「外に出て戻るとくしゃみが出たりするので、もしかしたら花粉かな」
いまや”国民病”ともいわれる花粉症。その季節がやってきました。
ウェザーニューズによると、去年の夏の猛暑が影響し、今年、春の花粉の飛散量は、去年の約3倍と予想されています。
26日、大阪市内のクリニックをのぞいてみると……。
大北メディカルクリニック・松永敦院長
「鼻ぐずってきてますね。今週末、けっこう暖かくなって花粉“ドカッ”と飛び出しそう。今の薬でなんとかいけてるが、気がかりなのでもう一個、薬足しときます」
こちらのクリニックでは25日、花粉症の症状を訴える患者が20人ほど訪れたそうです。
松永院長
「30年医者をやっていて、こんなに早いの初めて。寒波でいったんギュッと締めて、待ちに待ったスギ花粉が“ドンッ”と飛ぶ。このスタイルが一番花粉が飛んでしまう」
例年と比べて今年は多いといわれる花粉。その対策は?
松永院長
「今週末からかなり鼻にくるかなと心配しています。花粉症始まってから薬を飲むのではなくて、始まりそうなときに、今から少しずつでも構わないから、軽めの薬を飲んでおいてほしい」