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【絆】「大槌町の人にも食べてほしい」東日本大震災『奇跡の復興米』大阪の児童が収穫 11月に里帰り

2024年9月10日 18:44
【絆】「大槌町の人にも食べてほしい」東日本大震災『奇跡の復興米』大阪の児童が収穫 11月に里帰り

 東日本大震災で、岩手県大槌町のがれきから見つかった種もみから子どもたちが稲を育てる「奇跡の復興米」の収穫が、大阪府富田林市で行われました。

 山口杏奈記者
「毎年恒例となっている奇跡の復興米の収穫。今年で11回目を迎えます」

 「奇跡の復興米」は、東日本大震災で被災した岩手県大槌町のがれきから見つかった3本の稲穂の種もみを、ボランティア活動を通して交流していた富田林市が譲り受け、栽培を始めたことをきっかけに始まりました。

  稲刈りには、市内の小学生70人が参加。震災後に生まれた児童たちが収穫を通じて震災について学ぶきっかけとなりました。
 
 稲刈りをした小学生
(Q:このお米、何で食べたい?)
「カレー!大槌町の人にも食べてほしい」
 
「(稲穂を)結ぶのが難しかった」
「(東日本大震災で)被害にあったところの人たちの、嫌な思いが飛んでいくような感じになってほしい」

 収穫されたコメの一部は11月ごろに大槌町に里帰りし、小学校の給食にも使われるということです。

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