今年6月に亡くなった上方落語の重鎮・桂ざこばさん。21日、大阪市内でお別れ会が開かれ、友人代表として池乃めだかさんとなるみさんが壇上に上がりました。

　今年6月、ぜんそくのため亡くなった桂ざこばさんをしのぶ「お別れ会」が大阪市内で開かれ、落語界から桂文枝さんや桂南光さん、漫才師のオール巨人さんなど生前、親交のあった芸能関係者らが参列しました。

　献花の際には、ざこばさんが得意とした落語の演目が流れ、参列者は故人をしのびました。

　友人代表として挨拶したタレントの池乃めだかさんとなるみさんは。

　なるみさん
「すごい諸先輩方いらっしゃる中で、ざこば師匠、こんな無茶ぶりありますか？

　『おっちゃんVSギャル』っていう『ナイトinナイト』の番組で、初めてざこば師匠とご一緒させていただきまして、マナー講座の先生がいらっしゃったんですけど、師匠、多分お気に召せなかったんでしょうね『あんたとは合わん!』って言って…私、そんな大人見たの初めてです。

　お昼の番組なんですけど土曜日、2日酔いどころか、ほぼほぼ酔っ払ったまま来てるという…私、そんな大人初めて見ました。

　夕日見ては泣き、気に入らないことがあったら『タバコ吸うてくるわ』と出て行き…私、そんな大人初めて見ました。

　『生意気やな、あの子』って（自分のこと）言ってたらしいんですけど、ざこば師匠は『この子そんなんちゃうねん、僕とこういう関係性があるからな、”ザコビッチ”って呼んでええねん』っていうのを、わざわざお店に連れて行って説明してくれたんです。そんな人初めてでした。ま、その後5軒ぐらい連れ回されて、それも初めてでしたけども…

　だから。私にとっては本当にざこば師匠は、初めての男なんです」

　池乃めだかさん
　「もうすぐそっちへ駆けつけるからな。飲もうぜ」