子どもからお年寄りまで、私たちを悩ます花粉。気になる飛散量を、気象予報士の蓬莱大介氏が解説します。

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　蓬莱大介・気象予報士
「1月からチラホラ症状が出始めている方がいらっしゃったんですが、2月は寒波がたびたび来ましたので、それで1回飛散量が抑えられています。当初の予想なら今からピークに入っているはずなんですが、今ちょっとずれてきています。でもその分、この週末は要注意です。

　今日の気温から見ていきますと、昨日よりも3℃ほど上がり、大阪は13.6℃となりました。

　週間予報を見ていただきますと、今週は日に日に気温が上がっていきます。金曜日は14℃、午後から雨が降ります。雨上がりの土曜日、晴れると中部で19℃、北部では20℃、このタイミングで一気にドッと飛ぶんじゃないかなと、ちょっと懸念しております。

　来週の月曜日、火曜日は雨が降りますので、大雨注意です。なので、花粉の飛散量は抑えられますが、まずこの目先の土日、4月並みの暖かさとなりますので、一気に花粉の飛散が多くなりそうです。

　花粉予想を見ていきますと、北部はまだ雪が積もっているところもありますが、中部、南部に関しては、明日はまだ少ない予想ですが、クリニックの医師がおっしゃっていたように、早めに症状が出始める頃に薬を飲み始めるといいでしょう。

　金曜日、やや多い予想となっていますが、土曜日、日曜日は南部では、非常に多い予想。中部もやや多いとなっていますが、症状が急にひどくなる恐れがありますので、この週末は、まず一旦要注意です」