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副検事が自転車の“酒気帯び運転”で罰金10万円の略式命令 減給3か月の懲戒処分に 奈良地検

2025年1月31日 19:15
副検事が自転車の“酒気帯び運転”で罰金10万円の略式命令 減給3か月の懲戒処分に 奈良地検

 奈良地検は31日、40代の副検事の男が自転車の酒気帯び運転をしたとして、罰金10万円の略式命令を受け、懲戒処分(減給3か月)にしたと発表しました。

 奈良地検によりますと、副検事は去年12月、私的な飲食でビールなどを飲んだ後、奈良市内の駅から自宅に帰る際、基準値を超えるアルコールを保有した状態で自転車を運転したということです。

 副検事は地検の聞き取りに対し酒気帯び運転を認めた上で、「早く帰宅したかった」などと話しているというとです。

 奈良簡易裁判所は、副検事に対し、31日付で罰金10万円の略式命令を出し、奈良地検は減給3か月の懲戒処分にしたと発表しました。

 奈良地検の大前裕之次席検事は「法令の遵守にもっとも厳格であるべき検察官(副検事)が 法に触れる行為を行ったのは極めて遺憾であり 県民・国民の皆様に深くお詫び申し上げます。 当庁としては職員によるこうした非違行為が再び発生することのないよう、 当庁全職員に対し、改めて綱紀の厳正な保持を徹底するよう指示したところであり、再発防止に努めてまいりたい 」としています。

最終更新日:2025年1月31日 19:17
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