部員2人に「体罰」京都・龍谷大平安高校野球部の監督が退職 校長「二度と体罰が起きないよう努める」
高校野球の名門、京都の龍谷大平安高校の監督が、部員に暴力をふるった問題で、学校は、監督が退職したことを明らかにしました。
龍谷大平安高校によりますと、野球部の原田英彦監督は、2月、部員に暴行したことを認め、自宅待機を命じられていました。学校は5日会見を開き、被害を受けたのは部員2人で、2月13日、寮のロビーで、課題を提出していなかったことへの指導として、手のひらやノートで、頭や肩などを繰り返し叩かれたと明らかにしました。1人は、1か月ほどの通院が必要な打撲と診断されたということです。
学校は調査を進めていましたが、原田監督が退職届を提出し、処分は見送ったとしています。ほかの体罰は確認されなかったということで、山脇護校長は、「二度と体罰が起きないように努める」述べ、謝罪しました。
当面は、OBで元オリックスの川口知哉コーチが、監督代行を務めるということです。
最終更新日:2025年3月5日 18:55