◇プロ野球セ・リーグ　阪神5ー0DeNA(25日、京セラドーム)

8連勝中と勢いに乗るDeNAを止めたのは、阪神先発の西純矢投手。6回を4安打無失点の好投で5勝目をマーク。お立ち台には、バッテリーを組んだキャッチャーの坂本誠志郎選手と2人で上がりました。

西投手は「(8連勝中の)ベイスターズはすごい勢いだっていう感じだったんですけど、誠志郎さんのリードを信じて投げるだけでした」とコメント。

自身の投球については「ピンチは多かったですけど、0で切り抜けられたのはすごい良かったかなと思ってます。初回から援護をもらってすごい投げやすかったです」と、無失点に抑えたことに手応えを口にし、5得点を奪った打線には感謝の言葉を送りました。

また西投手と組んだ坂本選手は「気持ちが強いピッチャーなので、気持ちで押し切るのか、冷静に行こうかというのをコントロールするのを考えた。連敗中で難しい状況でマウンドに上がることになってしまったけど、そんなことを感じさせないぐらいいい球を投げてくれた」と褒めたたえました。

さらに、西投手は打撃では3打数2安打のマルチ安打を記録し、打率は3割に。7回にタイムリーを放っていた9番坂本選手は「8番で(西投手が)お手本のようなバッティングしてくれるので、しっかり見習って打った結果が良かったと思います」と、西投手の打撃も褒めたたえていました。