プロ野球・巨人の山口寿一オーナーは21日、オーナー会議後のオンラインでの取材で、「若い新しい戦力を育成しながらペナントを戦おうと昨年からやっているその方針は依然として曲げずに一貫させている」などと話しました。

この4日間で選手、首脳陣、スタッフなどを含めて73人が新型コロナ陽性判定を受けた巨人は21日の時点で「活動を停止して、収束に当たる」としています。

山口オーナーはチーム内での爆発的な感染拡大に「1軍と2軍で1つのつながりで感染したわけではなくて、それぞれ原因が別にあって、1軍と2軍でそれが偶発的に同時に拡大。それが一気に増えたということだと思う」という見解を述べました。

「さすがに参りました。1軍と2軍で同時に一気に感染者が増えてしまうということは想定をしていなかったので」

さらに、チーム編成ができる人数がそろった時の今後のチーム方針について聞かれると「今シーズンは若い新しい戦力を育成しながらペナントを戦おうと、昨年からやっているその方針は依然として曲げずに一貫させている。今回のコロナでその方針に関しては今後も変えずに新しい戦力の育成、若手を伸ばすというところに力を尽くしていきたいと思います」としています。

巨人はこの日も原辰徳監督を含む6人が陽性判定を受けていて、オールスター明けのペナントレース再開となる29日にチーム編成が可能かどうか不透明です。