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【卓球】女子ジュニア・張本美和が大会連覇 パリ五輪へ大きくアピール「技術一つ一つの精度を上げ昨年より成長」

2024年1月25日 6:00
【卓球】女子ジュニア・張本美和が大会連覇 パリ五輪へ大きくアピール「技術一つ一つの精度を上げ昨年より成長」
女子ジュニアで連覇を果たした張本美和選手(写真:長田洋平/アフロスポーツ)
◇天皇杯・皇后杯 2024年全日本卓球選手権大会 女子ジュニア決勝 張本美和3-0面手凛(24日、東京体育館)

女子ジュニア決勝に進出した張本美和選手が、ストレート勝ちで大会連覇を果たしました。

今大会シードで出場した張本選手は、前日の3回戦から準々決勝まで4試合連続でストレート勝利と順調に勝ち上がります。

準決勝では上澤杏音選手と対戦すると第1ゲームで自分のペースに乗れず落としますが、第2ゲームから3連続奪取し逆転勝利を収めました。

決勝では面手凛選手と対戦し、3-0の圧勝でストレート勝ち。試合後には満面の笑みを見せました。

試合後には、「昨年に続き2連覇を達成することができてうれしいですし、不安な気持ちになりながらの大会でしたが最後までやることができたのでよかったです」と喜びを語りました。

張本選手は、女子ジュニアの他に女子シングルス、女子ダブルスと戦いは続きます。「ジュニアは2連覇できたので今日は喜んで、明日からまた対戦相手が変わるのでしっかり準備していいパフォーマンスをできるように頑張りたいです」とコメントしました。

去年の優勝との変化について聞かれた張本選手は「去年は前年が準優勝だったので、ただただ絶対優勝したいっていう気持ちが強かった。今年は技術一つ一つの精度を上げることができた。(試合の中で)自分の技術に問題があれば、すぐに修正して試合をすることができたという部分が昨年より成長しました」とより自身と向き合うことができたと言います。

今大会がパリ五輪シングルス選考レースの最終戦。すでに早田ひな選手がトップを独走し1枠を確実にしていて、残り1枠を平野美宇選手と伊藤美誠選手が争っています。張本選手は現在5番手でシングルス出場は逃していますが、まだ団体戦でパリ五輪に出場できる可能性が残されています。女子ジュニア連覇で、アピールとなりました。
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