◇プロ野球セ・リーグ 阪神6x-5DeNA(1日、京セラドーム)

阪神が劇的サヨナラ勝利を収め、開幕連勝スタートとなりました。

初回に先発・秋山拓巳投手が4点を失う苦しい立ち上がりとなりましたが、その裏にノイジー選手、大山悠輔選手、森下翔太選手のタイムリーで3点を返します。

その後、1点ずつを取り合い迎えた5回。佐藤輝明選手の犠牲フライで阪神が同点に追いつき、試合は延長戦に突入します。

そして12回、2アウトから糸原健斗選手のヒットを足がかりに満塁のチャンスを作ると、最後は近本光司選手がサヨナラタイムリーを放ち、阪神が劇的勝利を飾りました。

この勝利に岡田彰布監督は「12回まで行く流れでずっと考えてたんで、ちょうど2アウトから諦めずに塁に出たことが最後、いい形につながったと思いますけどね」と振り返りました。

先発・秋山投手の後を受けた7投手が無失点リレーでつないだことについては「最後、富田（蓮）にしても石井（大智）にしてもみんな初登板だったんでね。みんないい仕事をしたと思いますね」と称賛しました。

開幕から2試合で中継ぎ全投手がシーズン初登板を果たした阪神。岡田監督は第3戦に先発予定の才木浩人投手に「一人で投げてと言いたいよね、才木に。9回まで投げろって」と、中継ぎを休ませられるよう完投指令を出しました。