◇プロ野球・オープン戦　日本ハム5-5ロッテ(8日、千葉・ファイターズ鎌ケ谷スタジアム)

ロッテの高部瑛斗選手が1番・ライトとして出場し5打数4安打1打点、1盗塁と大活躍を見せました。オープン戦では6試合に出場して21打数の9安打。打率を4割2分9厘とし、現時点で12球団トップに立ちました。

高部選手は試合後の取材に応じ、「球が見えているというよりはタイミングを意識してできている。必死にやらないといけない立場なので、準備ができている」と実感をかみ締めました。

さらに、1番バッターについては「僕は打順でこだわってられる立場ではない」としながらも、「一番打席が回ってくる、それだけ出塁が求められている立場なので、僕も1番にいられるように結果を残し続けたら最高じゃないかなと思います」と思いを語りました。

3年目の高部選手の昨年までの試合出場数は計38試合にとどまっていました。今年、ここまで好調を維持し開幕スタメンが現実味を帯びたことに関しては「この2年間ずっと悔しい思いをしてたので、その時の気持ちを忘れずに今できていることをもっとできるように、そして新しいこともできるようにというのを常に考えている。ちょっとずつやった結果、開幕スタメンで出られたら」とコメントしました。