◇プロ野球セ・リーグ ヤクルト6-0巨人（28日、盛岡・きたぎんボールパーク）

巨人は、先発グリフィン投手が2本の3ランを被弾。打線も3安打無得点とヤクルト相手に得点を奪えず、7回開始前に降雨コールドで敗戦。巨人は24日の広島戦から3連敗となりました。

5月20日以来の勝利を狙った巨人先発・グリフィン投手。試合中に降り出した雨に苦戦し3回に山田哲人選手、6回に長岡秀樹選手に3ランホームランを許し、6回6失点で降板。

原辰徳監督は「ボールそのものは悪くなかった。結果的にというところですね」とグリフィン投手の投球を評価しました。

一方、打線は0-0で迎えた2回、連打で1アウト1、2塁と先制のチャンスを迎えましたが、丸佳浩選手、ブリンソン選手が続くことができず無得点。試合を通してもヤクルト・小澤怜史投手の前に3安打ととらえきれず、完封負けを喫しました。

原監督は打線について「先制点がなかなか入らないというところでしょうね」と2回のチャンスの場面であと一本が出なかったことを悔やみました。

しかし坂本勇人選手離脱後、固定できていない『1番』に打撃好調の吉川尚輝選手が座り第3打席にライト前ヒット。シーズン序盤は不調が続いていましたが、9試合連続安打と光明が見えてきました。原監督も「いい方向に来ていると思います」とコメントしました。

連敗ストップへ、巨人は30日から東京ドームで阪神との3連戦を迎えます。