FAつば九郎100以上のオファー断り残留
2回目のFA宣言をしたプロ野球・ヤクルトのつば九郎が7日、契約更改を行い、ヤクルト残留を決めました。
FA宣言後、自治体や企業、警察など多数のオファーを受けていたつば九郎ですが、会見の席で100以上のオファーを受けていたことを明かしました。
一番気になったオファーを聞かれると「きになったのはいぜんおせわになったけいさつです」と手錠をかけられるようなジェスチャーとともに話したつば九郎。
「かくとくするするというせんでんにつかわれました」と毒舌ぶりをみせるも、オファーした企業などに向けての手紙を司会の三輪正義広報に代読するように指示しました。
「まずはこのFA宣言に関し、つば九郎に獲得表明をしていただいた皆さんに感謝いたします。世の中にはたくさんの企業や団体などがあることを知りました。そして獲得に関していろいろな条件提示ありがとうございました。
今後はヤクルトスワローズのつば九郎として、また一緒に盛り上げていこうというところ(自治体や企業など)と積極的に動いていきたいです。
今までのおつきあいのある警視庁、松山市、燕市とも引き続き、交友関係を築いていきますので、皆さんよろしくお願いします」
このニュースを受けて、オファーしていたチームや企業からは様々な反応が。
サッカーJ2愛媛は「愛媛FCグッズショップはこの度つば九郎の獲得に失敗しました。そのため 伊予柑太は愛媛FCに残留となります(伊予柑太は登録の関係上、引き続きプロテクト対象外となります)」と投稿。
長野県塩尻市は「『おかねではなく、きもち』とのことですが、ヤクルトを上回る年俸6万6346円(市人口同数)の提示が遅かったです…。次回FAに向け、魅力的なまちづくりに努めてまいります」としています。
警視庁の交通総務課は「つば九郎さん残留決定・・・残念。専属契約とはいきませんでしたが、お互い東京が本拠地ですので、交通安全行事へのゲスト出演をお待ちしています。日本一のつば九郎さんと一緒に『世界一の交通安全都市TOKYO』を目指したいと思います!!」と投稿しました。
つば九郎によると、時計メーカーカシオと「Gショック・つば九郎モデル」を出すべく前向きに動いているといいますが、実現するかはまだ分かっていません。