リーグワンOPマッチは1点差で浦安が勝利
ラグビーの新リーグ、「ジャパンラグビーリーグワン」が8日、開幕しました。
神戸総合運動公園ユニバー記念競技場(兵庫県)で行われたオープニングゲームは、コベルコ神戸スティーラーズ対シャイニングアークス東京ベイ浦安の一戦。試合は両チームの力が拮抗した熱戦となりました。
まず先制したのはホームの神戸。前半3分、連続攻撃でゴール前まで攻め込むと最後はリチャード・バックマン選手がディフェンスの間に走り込みゴール中央にトライ。記念すべきリーグワン初の得点が生まれます。
続いて試合が動いたのは前半12分、今度は浦安が得点をあげます。今シーズンから浦安に新加入した日本代表ジェームス・ムーア選手がグラウンド中央を突破すると、同じく今季から新加入、元オーストラリア代表イズラエル・フォラウ選手がパスを受け、相手を一人かわしてトライをあげました。
その後は両チーム1トライずつをあげ12-14と浦安の2点リードで前半を終えます。
迎えた後半はなかなかトライが決まらない展開。後半10分に神戸がペナルティーゴールで3点を奪い逆転に成功すると、その後は両チーム1本ずつペナルティーゴールで3点を追加。18-17と神戸が1点リードで試合が進みます。
その後試合が動いたのは後半36分でした。1点ビハインドの浦安がゴール前まで攻め込むと、オテレ・ブラック選手がキックパス。これを前半1トライあげている浦安のフォラウ選手がグラウンド中央で相手に競り勝ちトライ。キックも決まり、18-24と逆転に成功します。
それでもホームの神戸は試合終了間際、連続攻撃で浦安の陣地深くまで攻め込むと途中出場の中嶋大希選手がトライを奪い、23-24と1点差に。キックが決まれば再逆転で神戸が勝利となる展開でしたが、これが外れ、白熱したオープニングマッチはシャイニングアークス東京ベイ浦安が劇的な勝利を飾りました。
写真:YUTAKA/アフロスポーツ