【由伸解説】大谷のスゴさは“スプリット”
日本テレビ系「Going!Sports&News」の新野球解説者に15日から就任した高橋由伸さんが、エンゼルス・大谷翔平選手のスゴさを語りました。
大谷選手はメジャーリーグ4年目の昨シーズン、投手で9勝、打者としてホームラン46本を放つなど、二刀流の活躍でア・リーグのMVPを獲得しました。
高橋さんが“投手”大谷のスゴさについて聞かれると、「ストレートはもちろんですけど、“スプリット”もすごく速い。ストレートと同じ軌道で(ボールが)落ちてくるので、打者としてなかなか対応できない」と話しました。
実際、大谷選手が投げるスプリットの球速は150キロ近く出ることも。メジャー通算4年間での被打率は.077。100球投げて打たれるヒットは、わずかに7本から8本。
アメリカのスポーツメディア「ブリーチャーリポート」によると、メジャーリーグ投手の最も打てない球種で1位に挙げられるほど、“魔球”としての評価を確立しています。
さらに高橋さんは、「昨シーズン、スプリットのコントロールもよかったので、バッターとしてはヤマを張って打つ以外がいなかった」と、現役時代“天才打者”として評されていた高橋さんが、大谷投手のスプリットを絶賛しました。
写真:アフロ