大谷翔平“選手会MVP”日本人初受賞
米大リーグ選手会は28日、選手が投票して決める「プレーヤーズ・チョイス・アウォード」の各賞を発表。エンゼルスの大谷翔平選手(27)が年間最優秀選手賞(MVP)とア・リーグ最優秀野手賞の2部門を受賞しました。MVPに輝くのは日本人初の偉業でア・リーグ最優秀野手賞は、2004年のイチローさん(マリナーズ)以来、2人目となります。
大谷選手は4年目となる今季、二刀流でフル稼働。打者としてはリーグ3位の46本塁打、100打点、26盗塁。投手としては23試合に先発し、9勝2敗、防御率3.18の成績を残すなど、存在感を示しました。
選手会の公式サイトに掲載された動画で大谷選手は「他の賞は他の賞でもちろんうれしいですけど、現場の選手から、実際に戦っている選手からそう言ってもらえるのは特別なことだと思うので、それは自分にとっても特別なことなので、とてもうれしいと思います」と喜びを語っています。
「いい選手たちに引っ張られてというか、周りのすばらしい選手たちのプレーを見ることで、自分も引き上げられていくのもあるのかな、と思うので、そういう意味でも感謝しています。来年以降も高いレベルで競い合えるようなシーズンを送れたら幸せだなと思います」
写真:日刊スポーツ/アフロ