“猛暑とコロナ禍”エアコンがフル稼働で…
26日、東京都心は今年2度目の猛暑日となりました。エアコンもフル稼働する中、電器店への依頼にもある変化がおきていました。
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残暑と呼ぶには、あまりに猛烈。全国各地を久しぶりに見舞った夏本番の暑さ。
東京都心は26日、朝から気温がグングン上昇し、最高気温は35.7℃を観測、およそ半月ぶり、この夏2度目の猛暑日になりました。
記者
「正午過ぎの東京新橋。気温はすでに35℃を超えています。日傘を差している人の姿が多く見受けられます」
東京を含む関東から九州の24都府県に「熱中症警戒アラート」が発表されました。
それもあってか…
記者
「東京巣鴨の商店街に来ています。暑さのためか、少し人通りが少ないように感じます」
“名物”塩大福を販売するお店では…
みずの 従業員
「本当に人は通らないですね。きょうは記録とっているんですけど、今月最低ですね」
“コロナ”と“猛暑”のダブルパンチです。
東京消防庁管内では、午後3時時点で25人が熱中症の疑いで搬送されています。
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この暑さで売れていたのが、そろそろシーズンも“終わり”のかき氷です。
お客さん
「生き返りますね」
一方で、まだまだ夏を“終われない”人もいます。
エアコンの取り付けや修理を行う、いわゆる“町の電器屋さん”です。なれた手つきでエアコンを分解。40分ほどかけ、水漏れの修理を終えると…
生活彩館・かさい電器 高橋利幸代表取締役
「(マスクが汗で)ぬれてますか、やっぱり。あっついですよね」
26日が特に暑いこともあり…
修理を依頼した人
「早く直ってよかったかなと思います。子どもがいる部屋なので」
本来なら、修理の依頼も落ち着き始める頃ですが…
生活彩館・かさい電器 高橋利幸代表取締役
「このコロナの影響で、在宅でエアコンを使う方が、エアコンの使用時間が多分増えていると思うんですよね。そうするとやっぱり故障だったりも増えてきますし」
新規の客など、むしろ修理の依頼が増えているといいます。
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8月いっぱいは厳しい暑さが続くため、熱中症に注意が必要です。