プロ野球の９月に最も活躍した投手、打者に贈られる９月度「大樹生命月間ＭＶＰ賞」が６日に発表されました。

パ・リーグの投手部門では、オリックスの山本由伸投手が通算４度目（今季３度目）の受賞。山本投手は、６月度と７、８月度に続き３連続受賞となりました。３連続受賞は、２０１３年に５か月連続で受賞した田中将大投手（楽天）以来、パ・リーグでは２度目です。

９月の山本投手は、４試合に先発し、リーグトップタイの４勝をマーク。リーグ２位の３４奪三振、リーグ３位の防御率０．９０の成績を残しました。２５日の楽天戦では８回２失点９奪三振の力投で両リーグ最速となる今季１５勝目。５月２８日から続く自身の連勝を１２に伸ばしました。

山本投手は球団を通じ「ここまでいい状態をキープ出来ていますし、今回も受賞させていただいて、すごく嬉しいです。去年まで、シーズン終盤に離脱してしまったりと、悔しい思いもしていたので、今年は最低目標として一年間やるということを強く思っています。まだシーズンは終わっていないんですけど、ここまでいい調子で来ているので、ひきつづき頑張りたいと思います。とにかく勝つことを一番に、チームの一員としてしっかりとやっていきたいと思いますし、今、チームは首位にいるので、シーズンが終わった時に優勝できるように全力で頑張ります！」と、コメントを発表しました。

また、セ・リーグの打者部門では、リーグトップとなる打率３割８分１厘、１３本塁打をマークした、広島の鈴木誠也選手が７、８月度に続き２連続での受賞を果たしています。

《９月度月間ＭＶＰ受賞選手》

■セ・リーグ
【投手】床田寛樹（広島・初受賞、３勝１敗、投球回２９、防御率０．９３）
【打者】鈴木誠也（広島・２度目、打率．３８１、３２安打　１３本塁打）

■パ・リーグ
【投手】山本由伸（オリックス・４度目、４勝０敗、投球回３０、防御率０．９０）
【打者】柳田悠岐（ソフトバンク・８度目、打率．３５８、２９安打、４本塁打）