原監督「若い選手を思いきって」起用を明言
プロ野球・巨人の原辰徳監督が21日、都内で行われたスタッフ会議に出席しました。
会議後に行われた取材で原監督は、「今年のチームというのはね、やっぱり若い力をいかに発掘し、そしてレギュラーとして戦わすことができるのかというのがテーマだと思っています。力が五分であるというのならば、実績のない若い選手を思いきって使う」と今シーズンの選手起用の方針について話しました。
さらに若手選手の底上げについても「若手の底上げをしないと強いチームは作れない。そういうふうに思いますね。同じようなメンバー(中堅選手やベテラン選手)たちが、がっと上がってくるというのも重要、良いことではあるけれど。しかし、若い力、そのためにFAをしなかったわけだから。チームを新人であり、2・3年目、そういう人たちでチームを作ろうと。だから底上げというのは非常に重要だと思いますね」と話しました。
原監督は来月から始まる春季キャンプについても、ドラフト5位ルーキーの岡田悠希選手(法政大)や、堀田賢慎投手(3年目・20歳)、山崎伊織投手(2年目・23歳)、秋広優人選手(2年目・19歳)、中山礼都選手(2年目・19歳)などの若手選手たちがキャンプ1軍スタートであることを明かしました。
原監督が若手選手たちの積極起用を明言した今年、注目ルーキーや期待の若手選手達の開幕1軍に向けた競争から目が離せません。