最多HRバレンティン 日本球界復帰断念
昨シーズン限りでソフトバンクを退団したウラディミール・バレンティン選手(37)が23日、自身のTwitterで「日本のファンの皆さんへ日本球界からは引退することをお知らせします」と、日本での現役続行を断念したことを明かしました。
オランダ出身のバレンティン選手は2011年、ヤクルトに加入。2013年には王貞治さんらが保持していた、シーズン本塁打記録を55本から60本に更新し、セ・リーグMVPを獲得しました。
2020年からはソフトバンクに移籍し、2年間プレー。プロ野球通算1104試合、打率2割6分6厘、301本塁打、794打点をマークしていました。
ソフトバンク退団後、年明けの8日には、菅前首相風のお面をかぶった写真と共に「NPB球団を待ち望む私」と自身のTwitterに投稿。日本球界でのプレーを望んでいました。
プロ野球シーズン最多本塁打を持つバレンティン選手は、「日本でプレーする機会を与えてくれた、スワローズに感謝します。日本で最も偉大なホームランバッターの一人になる、素晴らしいキャリアを築く機会を与えてくれました。ホームランキングは永遠に」と、ヤクルトへの感謝をつづりました。
写真:AFP/アフロ