「２０１０　ＦＩＦＡ　ワールドカップ　南アフリカ」１次リーグの日本対デンマークが日本時間２５日午前３時半から、南アフリカ・ルステンブルクで行われ、日本はデンマークに３対１で勝った。これにより、勝ち点６でＥ組２位となり、２大会ぶりに決勝トーナメント進出を決めた。日本時間２９日にパラグアイ代表と対戦する。

　勝つか引き分けで決勝トーナメント進出が決まる日本は、前半１７分に本田圭佑選手がフリーキックで直接ゴールを決めて先制点を挙げた。前半３０分に再びフリーキックのチャンスを得ると、遠藤保仁選手が２７メートルの距離ながら直接ゴール隅にシュートを決め、２対０で前半を折り返した。

　後半３６分には、デンマークのトマソン選手にペナルティーキックのこぼれ玉を押し込まれて１点差に迫られたが、後半４２分、岡崎慎司選手がシュートを決め、３対１と再びリードを２点に広げた。

　岡田武史監督「（決勝トーナメント進出が）まず最初の目標でしたから、ホッとしてます。（次のパラグアイは）かなり強い相手ですけど、我々はチャレンジしなきゃいけない。次の山に向かって、もうスタートしなきゃいけない」

　本田圭佑選手「決まる時は、決まるって感じですね。優勝と日本国民に公言しているんで、まだまだはるか先なんですけど、一歩一歩、不可能はないってことを次の試合でも証明したいと思う」

　岡崎慎司選手「やってきて良かったと思いますし、今までの努力が積み重なってゴールにつながったと思うので、次も決めたい。このまま勝ち進んで、ベスト４に行きたいと思います」