MLB公式サイトは6日、FAになっていたピート・アロンソ選手がメッツと2年5400万ドル(約82億円)で契約したと報じました。

アロンソ選手は2016年のドラフト2順目(全体64位)でメッツに指名されて入団。19年にはMLBデビューを果たすと、持ち前の長打力を発揮して、新人記録の53本塁打を放ち、本塁打王に輝きました。

その後も、コロナによる短縮シーズンとなった20年以外は、全て30本塁打以上を記録。23年にはチームから7年1億5800万ドルの大型契約を提示されましたが、これを拒否して、24年オフにFAとなりました。

MLB6年で通算226本塁打の大砲には、様々な球団が興味を示しているとの報道もありましたが、希望通りのオファーを得られず。最終的にメッツと2年5400万ドルで契約。今シーズン終了後にオプトアウトも付くといいます。

また「ニューヨーク・ポスト」のジョン・ヘイマン記者によると、アロンソ選手には2年契約と3年契約の両方の選択肢があったものの、2年契約を選択したとのことです。

メッツはオフにフアン・ソト選手を15年7億6500万ドル(約1160億円)で獲得するなど、補強を進めており、これで1番フランシスコ・リンドーア選手、2番フアン・ソト選手、3番マーク・ビエントス選手、4番アロンソ選手という強力な上位打線が形成されることになりました。