なでしこ世界一、女性アスリートら称賛の声
サッカー女子ワールドカップ(W杯)ドイツ大会で日本代表「なでしこジャパン」が優勝したことについて、女性アスリートらから称賛の声が聞かれた。
女子レスリング55キロ級のアテネ・北京オリンピック金メダリスト・吉田沙保里選手は「いやー、すごい初ですよね、ワールドカップ女子。やっぱり同性なんで、私たちも負けてられないなと、一緒に世界一になりたいなという気持ちになりましたね」と話した。
女子柔道のシドニー・アテネオリンピック金メダリスト・谷亮子さんは、PKが決まった瞬間、自然と涙が出たという。また、「なでしこジャパンの活躍にクギ付けでした。大きな感動をいただきました」とコメントを寄せた。
フィギュアスケートのトリノオリンピック金メダリスト・荒川静香さんは、なでしこジャパンの勝利について「日本の女性の強さというか、粘り強さ、諦めない気持ちとチームワークと絆と、その気持ちをみんなで膨らまして、日本に届けようっていうのが伝わってきたので、胸が熱くなりましたね」と話し、日本女性ならではの強さを感じたという。
また、「日本が(東日本大)震災があったりで、すごく大変な状況に置かれた人たちがたくさんいる。その人たちに何か頑張ってる姿で勇気づけたい、何か届けたいって気持ちはアスリートは誰しも持っている。それがチーム競技ですので、結集して強くなって、その気持ちの強さが勝ったのではないか」と述べた。